■当クラブの基本スタイル
メンバーは、50〜60歳代が中心です。“実力に合っていること” と “時間に追われず楽しめること” を最も大切にしています。
登山経験の有無はほとんど影響しないスタイルの活動をしています。自身の苦手、弱点見つめ直し、どのようなスタイルの登山を行いたいか?奥穂高岳や剱岳は、目標というより自身のスタイルを追求する上での通過点です。
山行は、参加メンバーの体力・経験・目標を考慮して計画し、行きたい山がある場合は、それに向けた山を選びます。
まずは、サポートを受けながらでも一緒に活動できるようにレベルアップして頂きます。登山ジャンルが違うので戸惑いますが月2回、半年くらいで慣れます。
メンバーも全員、同じ道を通ってきましたのでご安心ください。
■ バリエーションルートについて
当クラブではバリエーションルートに行くことが多いです。
「登山道を外れたらバリエーション」という広い定義で捉えています。
登山道を歩いていても悪場は、少ないものの出てきます。
入会希望者のほとんどは、悪場の通過に苦手意識を持っています。どれだけ練習時間、経験をどれだけ積むか?
北アルプスに頻繁に行き慣れる?理想的ですが現実的ではないです。整備されていない苦手、弱点が顕著に出るレベルにあったバリエーションルートでトレーニングする事が効率的だと考えてます。
岩場が苦手ならロープをつけて練習します。
整備された登山道歩きだと悪場の通過時間が短いし、時間の制約がありますから繰り返しのトレーニング効果が薄いです。目的も違いますから、、、
これに加えて、最低限のロープワーク等を覚えて頂くとひと月2日、3日参加で半年位で慣れるケースが多いです。
ステップを踏めば誰でもそこそこのレベルまで上達します。
鹿岳一ノ岳南壁の新規開拓プロジェクトは、効率的にレベルアップする場所として行いました。
開拓したルートを一通りこなせばかなり実力がつきます。
■ 時間に追われない山行
当クラブは “慌ただしい登山” を避けます。
そのため、集合が 1時・2時と早朝 になることもあります。
また、槍ヶ岳や奥穂高岳も、以前は1泊2日で行っていたものを
2泊3日 に変更し、安全性・余裕・楽しさを優先しています。
■ 小屋泊とテント泊
剱岳の早月尾根、北岳バットレスなどでは、行動の余裕と天候判断のしやすさから
テント泊 を選ぶことが多いです。
荷物は分担制で、個人の負担は 約2kg
テント泊時は 昼到着 → 昼食 → 昼寝 → 夕食 のゆったり行程です。
■ クライミングのこと
体力?心配される方が多いです。
クライミング装備はありますが、総重量はテント泊と同じくらいです。
練習場所は 鹿岳のような駐車場から1時間程度の岩場が多いです。
例えば鹿岳の場合、取り付きから標高差150mですが、登山道だと約40分
クライミング(ロープ確保)だと4時間くらいかけて登ります。
ロープワーク操作の時間がほとんどで動いている時間は少ないのが実情。
■活動の基本装備
活動全体として、30Lザックで対応でき、無理なく持てる範囲 を基本としています。
登山が目的で荷物の運搬が目的ではないですから。
50〜60代が無理なく安全に楽しめる最適なスタイルです。